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研修動画の作り方を解説!注意点、よくある質問もご紹介

近年、ビジネスを取り巻く環境の変化に伴い、あらゆる面で合理化・効率化が求められるようになっており、人材育成や研修実施もその例に漏れません。そこで、OJTや1on1面談などと並んで注目されているのが「研修動画」です。

その効果とともに生産性向上も期待できる研修動画には受講者と企業側の双方にとってさまざまなメリットもありますが、対面の研修から切り替えたことでデメリットが生まれるケースもあります。

今回はその研修動画を作りたい。内製化したい。といった方に向けた「研修動画の作り方」をご紹介。

目次

  1. 1:研修動画とは
  2. 2:研修動画のメリット
  3. 3:研修動画のデメリット
  4. 4:研修動画の作り方
  5. 5:研修動画を作る際の注意点
  6. 6:研修動画を作るときによくある質問
  7. 7:社内研修の受講管理・視聴解析・オンデマンド化ができる「millviポータル」

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研修動画とは

研修動画とは、アルバイト、パート、派遣スタッフ、正社員問わず会社で受ける研修内容をまとめた動画のことです。内容は作業マニュアル、コンプライアンスやマナーといった入社時の研修動画。お客様に説明するためのサービス、製品の紹介動画。先輩の営業スキルをまとめたロープレ動画など様々です。参考事例をいくつかご紹介致します。

・作業マニュアル

・コンプライアンス研修

・マナー研修

・製品紹介

・営業ロープレ

つまり研修動画はいろいろな使われ方をしており、それぞれで伝えたい内容によって形式を変えたりします。イメージしやすいのは実際の講義を録画するセミナー形式。一方で社員紹介といったものだとドキュメンタリー風に撮ったりするなど作り方でまったく伝わり方が変わります。こちらも伝えたい内容に合わせて撮影方法を変えたりします。

研修動画のメリット

研修動画にはメリットとデメリットがあります。まずはメリットから

コスト削減

まずはなんといってもコスト削減です。一度動画を作成すれば、何度でも使用でき、対面研修でかかる受講者や講師の移動交通費や宿泊費、研修会場の費用を大幅に減らせるため、長期的なコスト削減につながります。

インターネットがあればいつでもどこでも研修できる

続いて、時間と場所を選ばず研修できることです。インターネットさえあれば自分の都合の良い時間に視聴できます。これにより、勤務時間外やリモートでも研修が可能になります。

情報のばらつきがなくなる

対面式の場合、受ける講師や枠ごとに伝え方が若干変わる可能性があります。しかし、動画の場合、同じ内容を全アルバイト、社員が見るということになりますので、発信者側による情報のばらつきがなくなります。これは特に多くの従業員を抱える企業様において、効果を発揮します。

復習のしやすさによる学習効果の向上

一度しか受けられないようなこともある対面式とは違い、動画は何度でも再生できるため、理解できなかった部分を自主的に繰り返し学習することができます。これにより、学習効果が高まります。

研修動画のデメリット

次はデメリットです。

個別対応が難しい

動画は基本的に一方通行の伝達手段であるため、質問や対話が困難となります。それにより視聴者の疑問が解決されない場合があります。つまり個々の学習理解度やニーズに応じた柔軟な対応が難しく、限界があります。

更新の対応

これは頻度、内容によりますが、動画の中身の変更や追加が必要になった場合、動画の再編集や制作のし直しが必要となり、その手間とコストがかかります。特に頻繁に内容変更がある動画については手間がかかり大変です。

モチベーションや集中力の維持が難しい

基本的な学習スタイルが自己学習になるので、なによりも自己管理能力が問われます。「すぐに飽きてしまう」人や「すぐに別のことが気になるような」人は途中で視聴を止めてしまう可能性があります。その場合、学習効果にばらつきが発生する可能性があります。

研修動画の作り方

ここでは大きく3ステップに分けて解説します。

企画

まずは動画の目的を決め、企画をたてるところからスタートします。企画書や構成の検討、キャスティングやロケハンなど大まかにコンテンツの内容を検討します。ここでは実際に視聴する人の目的やゴールを明確にしましょう。

目的によって形式(セミナー、ドキュメンタリー)を検討します。その他、テロップ形式なども検討しましょう。さらにはじめは、シナリオを書いて進めることをおすすめします。

撮影

事前の資料に沿って撮影を行います。カメラ撮影、スライド収録、ナレーション収録を行います。

編集

編集は撮影した素材をひとつの動画にしていく作業です。カット編集、テロップ挿入、音入れなどを行います。

研修動画を作る際の注意点

動画の目的に沿っているのかの確認

これが一番重要です。動画の目的を明確にし、何を達成したいのか、どのような知識やスキルを伝えたいのかを事前に定めます。視聴者のニーズを理解し、それに応じた内容を構成することが重要です。また、動画のタイトル作りには細心の注意を払ってください。受講者に内容が伝わる事が重要です。見直す場合に検索しやすいように、研修動画の一覧表を作成していくなどの工夫も必要です。

視聴後のフォローアップ

デメリットのところでお伝えした通り、一方通行で質問などを受けられないので、動画視聴後にディスカッションや質疑応答のセッションを設けることで、視聴者の理解度を深めます。フォローアップの機会を提供し、学習内容の定着を図ります。

動画の長さや魅力

自己学習の管理が難しく、誰しも集中力が低下するときがあります。そういった事態をなるべく軽減するように動画は短く、要点を絞ってシンプルに構成にしたり、高品質な映像やグラフィックスを使用し、視覚的に魅力あるコンテンツを作成しましょう。

研修動画を作るときによくある質問

研修動画の長さはどれくらいが適切ですか?

一般的に、研修動画は短くて集中しやすい長さが望ましいです。5~10分の短い動画に分割し、各セクションに集中する形式が効果的です。内容が多い場合は、複数の短い動画に分けることを考えましょう。

どのように内容を構成すれば良いですか?

研修動画の内容は以下のように構成することが多いです。

  • イントロダクション:目的と重要なポイントの紹介
  • メインコンテンツ:主要な内容や手順の説明
  • まとめ:重要なポイントの復習と次のステップの案内

 

どのように視聴者の理解度を確認できますか?

動画の最後にクイズやテストを設けると、視聴者の受講履歴の確認とともに理解度を確認できます。また、視聴後にディスカッションやフィードバックセッションを設けることも効果的です。

動画の視聴データをどのように活用すれば良いですか?

視聴データを分析することで、どの部分が視聴されているか、どこで視聴者が離脱しているかを把握できます。これを基に、次の動画の改善点を見つけ、より効果的なコンテンツを作成できます。

さらに詳しい研修動画の作り方を知りたいという方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

【「やるぞ!動画内製化」シリーズ 第1回】動画内製化プロジェクトを設計しよう

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  1. 1. 部署・職位等で柔軟に視聴権限を管理できるグループ管理機能
  2. 2. 動画の視聴ステータスや詳細な視聴行動を分析できる視聴解析機能
  3. 3. 研修内容に対するフィードバックを集めるアンケート機能
  4. 4. 研修内容の理解度を測るためのテスト機能
  5. 5. 視聴者が自分の業務スケジュールに合わせて研修を受けられるオンデマンド配信
  6. 6. リアルタイム・リモートでの一斉配信に向いたライブ配信機能

 

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