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動画社内報コラム

チャンネル名を社内公募!「動画社内報」を社内に浸透させるための仕掛けとは?

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今年7月に「動画社内報」プロジェクトを開始し、わずか3ヶ月で動画社内報の月間再生回数が約7倍になった秘訣を本プロジェクトのリーダー「動画社内報」ミルビィのカスタマーサクセス担当、山本へのインタビュー企画第一弾では、プロジェクト立ち上げのきっかけや目標の定め方、コンテンツ方針の策定について語ってもらいました。

第二弾となる今回のインタビューでは、「動画社内報プロジェクト」を社内に浸透していくまでのステップについて、お話を聞きました。

目次

無理のない範囲での制作本数や配信本数

見出し「無理のない範囲での制作本数や配信本数」の画像。「伝える」「つながる」「シェアする」を目的に、それぞれのコンテンツを企画した

―― 月間の配信本数はどのくらいにしているのでしょうか?

山本:今もプロジェクトは進んでいるんですけれども、社長メッセージ動画はネタに少し困っていて、7月からはじめて、数本しか投稿できていない状態です。今後の方針としては、トヨタイムズのCMのようなイメージで、社長が現場の社員にインタビューをしながら、経営層と現場をもっと近づけるような場所にしたいと考えています。

―― 面白いですね。プロジェクト開始時に、月間の制作本数や配信本数は事細かに決められていたのでしょうか?

山本:そうですね。本数の目標としては、自己紹介動画は、プロジェクトメンバーが8名いるので、1カ月に1人1本くらいのペースで、ローテーションで回していこうということになりました。あとは、社内のメンバーに「自発的に」上げてもらいたいと思っているため、自発を促すような告知をして、徐々に自己紹介動画を揃えていったんです。

部門紹介に関しては、リソースが限られているので、1カ月に1本くらいのペースで、各部署の取り組みをコンテンツ制作しています。コンテンツチームの人たちが、各部署にインタビューをしながら、動画化して配信するということを予定しています。

プロジェクトをはじめたときに、無理のない範囲での公開目標を設定し、「伝える・つながる・シェアする」のカテゴリーを1本ずつ、月に3本、出していこうと形で進めていった形ですね。

―― なるほど。これから動画社内報をはじめようと思われている方は、割りと無理なく、ハードル低くはじめられるのかなという印象を持ちました。ありがとうございます。

部署横断型のチーム体制

―― 続いて、チーム体制についてお聞かせください。プロジェクトメンバーは、現状8名で進められていると伺いました。最初に山本さんが指揮官を任されて、どういう形で社内のメンバーを巻き込まれていったのでしょうか?

山本:実際に人を集めたのは、私ではなく、事業部長、セールス責任者の大木が主体となってプロジェクトメンバーを集めていった形です。

ポイントは、「部署横断型」かと思っています。例えば、カスタマーサクセスチームの中のみで全てを役割分担するのではなくて、カスタマーサクセス、セールス、kamuiチームのカスタマーサクセスチームやセールス、あとはプロダクショングループ(主に動画の制作や編集や企画を担当している部門)、コーポレート、広報など。いろんな部署の方を巻き込みながら、部署横断型でチーム編成をしているというのが、一つのポイントだったかなと思っています。

実際に、このプロジェクトがスタートして、はじめて仕事をしたメンバーもいて。ちょっと戸惑いもあったのですが、やってみるとすごく楽しいなという所感でした。

私は、プロジェクト責任者として関わり、他に動画の撮影や素材の収集の担当が2名で、動画の編集もこの2名でというようなところ。主にコンテンツを作成して、編集して、リリースするようなコンテンツチームをつくりました。

あとは、サイトの管理ですね。例えば、サイトのデザインとか、アカウントの管理とか、運用管理のところを担当する人。あとは、告知する人。新着動画があったときに、コンテンツを告知する役割の人。あとは、効果検証ですね。進めていく上で、定期的に数字の共有をチームや会社に対して実施していたので、効果検証をするチーム。

主に三つですね。コンテンツと告知と運用管理のチームをつくりました。これは、私の発案で進めています。

―― ちなみに、このプロジェクトを回す上で、どのくらいの頻度でミーティングをされているのでしょうか?

山本:月1で、大きなプロジェクトの進捗みたいなところはWBSで管理して、各チームから進捗具合や相談事項は共有していただいています。全員は必要ないけどという分科会みたいなミーティングも必要に応じて進めている形です。

例えば、告知やコンテンツ、運用チームなどはそれぞれ、プロジェクト責任者として私が各ミーティングに顔を出して、アドバイスや決定を下すというところは実施していました。大きなところは、月1で全体の定例を設けていて、必要に応じて分科会をしていました。

愛着が湧くようにチャンネル名を社内から募集

―― 実際に8月くらいから数字が上がっていらっしゃったと思うのですが、この辺りから新しいコンテンツを何本か出されたということでしょうか?

山本:はい。実際のローンチは9月の最初の週だったんですね。8月にサイトのデザインとかを一新したんですね。見た目も全部ガラッと変えてしまおうと思って変えて。

あとは、チャンネルというような動画が紐付いているようなもの。各チャンネルも、これまではバラバラでよく分からなかったんですよ。それを、全部、チームごとに、millviチーム、kamuiチーム、その他のチャンネルのような形で整備していったんです。

他の施策としては、動画社内報のチャンネル名を全社で募集しました。「エビリーチャンネル」、「エビちゃん」だったり、いろんなチャンネル名をSlackで募集をかけたんです。チーム内で決めるのではなく、「会社の一大イベント」という形で、皆で決めて、皆で愛着が湧くようなサイトにしたいということで。そこから、徐々に、注目度が上がってきたと思います。

―― そういった取り組みにより、プロジェクト自体の認知が高まり再生回数の上昇にも貢献しているということですね。余談ですが、チャンネル名が「エビちゃん」に決定したとのことですがその理由は?

山本:投票で決めたんです。8候補くらいあったのですが、「どれがいいですか?」ということで、皆に投票してもらいました。

ーー他にはどういった候補がありましたか?

山本:「エビスポ」「エビチューブ」「エビフリックス」とか、どこかで聞いたことがあるようなもの(笑)。

―― プラットフォーム系のものですね(笑)。

山本:そうですね。

―― なるほど。ちなみに、ビフォーアフターでいうとどういった変更があったのでしょうか?

山本:下記のような変更をしています。シンプルに英語より、日本語のほうが親しみが出るかなと思って、日本語に変え、ポップなデザインに変更しています。

―― ぜんぜん違いますね。サムネイルとかもすごい。

そうですね。サムネイルもYoutuberのようなキャッチーなデザインに変更しています。

―― なるほど。毎日覗きにいきたくなりますね!ありがとうございます!インタビュー企画Vol.3では、動画社内報の具体的な運用ルールについて聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


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