導入事例

株式会社ティー・ワイ・オー様

1,000名規模の採用イベントをライブ配信に変更。コロナ禍における新卒採用の現場

  • 株式会社ティー・ワイ・オー様

    業種 広告
    課題 採用イベント
    導入 ミルビィライブ

    全社スローガンとして「we drive emotions.」を掲げる株式会社ティー・ワイ・オー(以下、TYO)。クリエイティブの力で人を動かし、心を動かす仕事として、CMやイベント、空間演出、ミュージックビデオといった広告コンテンツの戦略立案、企画、制作を手掛けています。 同社では広告コンテンツ制作職を中心に毎年TYOグループで60名前後の新卒社員を採用しており、説明会や面接といった選考フローのほぼすべてを対面で実施していました。しかし2020年3月から本格化した新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ほとんどの採用イベントをオンラインに移行しました。中でも、毎年実施していた1,000名規模で東京ビッグサイトにて開催していた単独企業説明会は2週間前に急遽ライブ配信での実施となり、対応に追われる中でその配信を「millvi LIVE」にて行うことになりました。 今回は新卒採用の採用イベントにおける「millvi LIVE」の導入事例、そしてコロナ禍でのライブ配信施策について、ご担当者2名にお話を伺いました。

 

ー:ご担当について教えてください。

 

AOI TYO Holdings株式会社 人材戦略部
中村 知貴 氏(写真左)
沼尾 ももみ 氏(写真右)

 

中村 知貴 氏(以下、敬称略):私は人材戦略部の中でも主に新卒の採用をメインで担当しています。グループで最も採用人数の多い制作系の職種を中心に、採用全体の設計、企画なども行なっています。

 

 

ー:貴社事業と人材における強みについてお聞かせください。

 

 

中村:事業の強みに関しては、広告戦略上の課題をワンストップで解決することができることが挙げられます。広告会社経由で案件を進めるケースの他、社内にクリエイティブ制作チームと、広告会社機能を有するチームがあり、クライアントが抱える様々な課題を広告コミュニケーションで解決するために、プロジェクトの体制構築から完成までの全体の進行管理を行うチームを抱えていることで実現しています。クリエイティブの制作に関してもデジタルやCMだけでなく、より様々な形のコンテンツによるソリューションを提供できるということも、大きな強みです。

働いている人材における一番の特徴は、TYOの従業員のおよそ9割がクリエイター系であることです。人事機能や管理機能はホールディングスに基本的にすべて集約しています。それぞれプロデューサーやプロダクションマネージャー、ディレクター等、物づくりや広告、映像制作に携わっているメンバーばかりであり、個々の強みを活かしたクリエイティブを提供しています。

そういった背景もあり、TYOのメンバーは本当に十人十色です。各部門ごとにそれぞれの拠点は別々、クリエイターの性質や気質、趣向もそれぞれです。部門ごとのやり方や独自性を活かしながら働くことができており、クリエイター自身の意見や発想を強く主張できる環境です。

 

 

ー:現在の従業員数と新卒の採用人数をお聞かせください。

 

 

沼尾 ももみ 氏(以下、敬称略):TYOグループだけでおよそ740名です(2020年3月現在)。2020年度は70名弱採用しています。従業員の平均年齢は32 ~ 34歳弱ですので、比較的若い社員が多いと思います。

東京ビッグサイトの単独企業説明会も、コロナで2週間前にキャンセル

 

 

ー:2021年度向けの採用活動において、新型コロナウイルスの感染拡大はどのように影響したのでしょうか。

 

 

中村やはり対面のコミュニケーションができなくなったことが一番大きな影響です。今までの採用活動では候補者と直接会うことは当たり前で、直接顔を合わせる面接の場を通して学生の皆さんを理解するように努めてきました。しかし今年は急遽最終選考を除く1次選考~3次選考迄をオンライン面接に切り替えたのです。

直接会わなくてもコミュニケーションをとることができ、お互いのことを理解できるということは大きなメリットだと思います。学生さんにとっては交通費がかからず、限られた時間を移動に使う必要もありません。

その一方で、直接会っていないことで、我々企業側が学生の皆さんを本当に理解できているか、少なからず不安が残ってしまうことはデメリットです。対面でのコミュニケーションと比べて、やはり互いの熱量や理解度を計り辛い事もあり、少しでも入社後のミスマッチを減らすために、面接の合間合間にオンライン面談を実施するなどして、相互理解に努めていました。

 

 

ー:採用イベントにはどのように影響したのでしょうか。

 

 

中村:弊社では例年3月の就活開始のタイミングで、TYOグループ全体を理解してもらうため、TYOグループ単独企業説明会を東京ビッグサイト7階の国際会議場で行ってきました。弊社のオフラインの採用活動の中でも最大規模であり、1000人程度の学生の皆さんにお集まりいただき、そこで社長講演や職種の説明の他、現場で活躍しているプロデューサーやディレクターによる座談会を実施してきたのです。直接、多くの現場社員と学生の皆さんが接点を持てる最初の機会という事もあり、弊社グループの採用活動の中でもとても重要な位置づけのイベントです。

 

 

ー:中止の判断はいつされたのでしょうか。

 

 

中村開催までおよそ2週間のタイミングでした。学生の皆さんと弊社社員の安全衛生面の観点から、必要な判断だったと思います。ただ、東京ビッグサイトの会場自体は既に半年前からおさえてあったこともあり、せっかくなのでその会場を上手く活用し、スタジオ化したビッグサイトからライブ配信をしようと考えたのです。

スピード感ある対応とプログラムの柔軟性が高評価

 

 

ー:開催から2週間前に、東京ビッグサイトからのライブ配信による説明会に変更されたとのことでしたが、ライブ配信を弊社にご依頼された背景をお聞かせください。

 

 

中村:ちょうどこの時期、多くの企業説明会がライブ配信に切り替えられていたこともあり、ビッグサイト規模かつ、本番まで日が少ないスケジュールの配信案件は難しいとの声が多かったのです。しかし、何とかしてこの案件を成功させたいと考えていた際、もともとお付き合いのある他社さんからエビリーさんをご紹介いただきました。スケジュールや予算、コンテンツ内容や配信条件等の委細をお伝えしたところ、相談したその場で、非常に具体的なご提案を頂き、「ぜひやりましょう」と仰っていただけたことから、今回の実施が決定しました。

 

 

ー:他社との比較検討の実施についてお聞かせください。

 

 

中村:急を要する案件でしたので、一度に複数社様へご相談させていただきました。会場の規模感(スタジオ化)や、実施時期までがタイトだったことから、「そもそもできない」や「プラットフォームが非常に簡易的になる」等、回答はそれぞれでした。ただ、コミュニケーションの業界であるという性質上、「いかに視聴者へ伝わりやすいか」、「オンライン上であっても相互理解に繋がりやすいか」という観点から、妥協せずにご相談をさせていただきました。

 

沼尾今回活用した「millvi LIVE」では、配信するプログラムへの柔軟性が高評価でした。コメントを拾うシーンやスライドを投影するシーンなどを組み合わせながら、エビリーさんと一緒にライブの準備を進めることができたのです。開催まで2週間を切ったこのスピード感、フルパッケージのサービスには驚きましたね。ご提案いただいてすぐに発注のご連絡を差し上げたのを覚えています。

説明会参加人数はおよそ2倍に!社内外からも高評価

 

 

ー:ライブ配信当日のオペレーションについてお聞かせください。

 

 

沼尾配信当日はカメラマンさんや各ご担当者さん、多種に渡る方にご協力いただきました。ビッグサイトという最大1,000名も入る会場で、どのように機材を置いて、どうやってインフラを引くのかが当日まで不安でしたが、ほとんどトラブルはありませんでした。

会社の会議室ではなく、わざわざビッグサイトから配信する以上、そのスケール感を活かしたいという我々のリクエストに対して、カメラの配置の工夫やマイクの設定など、専門家として有効なアドバイスをいくつもいただけたことも非常に心強かったです。

 

 

ー:説明会のライブ配信施策に対して、社内や就活生からの反響についてお聞かせください。

 

 

中村:まずは何より、「就活生の皆さん」からの反響を気にしていました。ライブ配信という初めての試みでしたが、配信終了後や選考の場で、「ライブ感が伝わり非常に面白かった」や「各グループの特徴をとても理解でき、志望度が上がった」等の声を沢山頂きました。また、私自身も登壇者がそれぞれの雰囲気の中で、自由に振る舞うことができていたように見えましたし、会社の魅力や社員の人柄も、去年より就活生の皆さんに伝わっていたのではないかと感じています。

当日参加した就活生からは「何度も見ました」という感想も多かったですね。弊社は制作プロダクションでもあり、広告会社としての機能もあるため、広告業界の情報や経験のない就活生にとってすぐに事業全体を理解することは難しいと思います。しかし今年はアーカイブされたライブ配信動画を何度も見返すことができ、弊社への理解が深まったのではないでしょうか。

 

 

ー:定量的な成果についてお聞かせください。

 

 

中村まずはイベント参加人数が増加しました。毎年、ビッグサイトで行いますので、どうしても遠方の方はご来場が難しいという事もありましたが、交通の懸念が一切ありませんでしたので、結果として昨年の2倍弱の学生さんにご参加頂きました。

また、選考においては職種によってバラツキがありますが、TYOの最も採用数の多い職種である広告コンテンツ制作職ではエントリー数は昨年比で1.7倍、他には3倍のエントリー数に増加した職種もありました。

1次選考では数百人の学生さんにお会いさせて頂きましたが、皆さん一様に配信を見て下さっています。その結果、例年と比較しても仕事や弊社グループに対する理解度が高く、全体の質の向上を感じています。

初めてのライブ配信説明会に手応え。別の切り口での実施も

 

 

ー:今後の展望についてお聞かせください。

 

 

中村人材の採用も含めて、オンラインで完結できることはオンラインの導入を進めます。実際に、今年4月の新卒採用の研修はWEB会議ツールをメインに行いました。直接会わなくても、オンライン上でできるコミュニケーションはよりスムーズになっていくなと感じています。TYOグループはコミュニケーションを扱っている企業ですので、今後オンラインをより駆使したコミュニケーション展開は増えていきますし、人材の採用においてもオンライン配信をはじめ、別の新しいアプローチは試していきたいですね。

 

沼尾人材採用におけるオンライン化の課題は、就活生と直接会う頻度が減ることで温度感が掴みにくいことです。採用側にとっては、その就活生に自社へ入社してもらうための動機付けが例年よりも難しくなっているな、と感じています。いかにして魅力あるコンテンツを提供できるか、学生との関係性を構築していくか、弊社の生業ともいえるコミュニケーション領域を採用のノウハウにも活かしていければと思います。

 

 

ー:ライブ配信に関して、今後どのような活用を考えられていますか?

 

 

中村今回、東京ビッグサイトで実施したオンライン説明会は社内的にも、対社外的にもとても評判が良く、私たちも良い手応えを感じています。今後は、説明会以外の別の切り口においても積極的に実施を検討していきたいです。

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お客様プロフィール

  • 株式会社ティー・ワイ・オー様

    URL:http://group.tyo.jp/

    事業概要

    クリエイティブの力で人を動かし、心を動かす仕事としてCMやイベント、空間演出、ミュージックビデオといった広告コンテンツの戦略立案、企画、制作を手掛けている株式会社ティー・ワイ・オー。

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