最近の就職市場は、買い手市場から売り手市場に変わり、優秀な学生は複数の企業から内定をもらうことが増えています。最終的には1社に絞らなくてはならないので、他の企業は内定辞退しなくてはなりません。企業の採用担当者にとって、この内定辞退というのは大きな問題になってきています。
ではその中で、どのような企業が内定辞退されるのか?内定辞退されないためにはどのような防止策を立てればいいのでしょうか?
さらに情報収集をSNSでする学生が多い今、YouTubeやInstagram、TikTokなどで採用動画の制作、配信する企業も増えてきています。なぜ採用動画が内定辞退防止策になるのか?を解説していきます。
目次
1:内定辞退される企業の特徴
2:内定辞退を防止するためには
3:なぜ内定辞退の防止に採用動画が必要か?
4:YouTubeで採用動画を運用し内定辞退防止へ!
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内定辞退される企業の特徴
内定辞退される企業の特徴を紐解いていきたいと思います。そこでまず一番に上がる「内定辞退した理由」から深堀します。
最初から志望度が低かった
学生にとって、一番のリスクは、「就職先が決まらない」ということです。その不安を解消するために、学生は就職活動を通して、志望度が高い業界や企業、職種だけでなく、広くエントリーをしている学生が多いといえます。そのため、エントリー数という数だけではなく、志望度という質を見てみると、決して志望度が高い学生とは限らないエントリーがあるという認識が必要です。つまり採用活動を通して、学生の志望度を高めるような魅力付けとなる取り組み、手法が必要になります。
条件が希望と合わなかった
選考が進むにつれて知ったことが、採用ページに十分に記載されてないなど、学生が思っていた就業条件と実際の就業条件に差異が発生するといったことがあります。働き方改革、パワハラ、カスハラと言われる昨今「残業はありますか?」「休日出勤はどの程度ありますか?」などの質問をして、差異があったとしても内定が欲しい学生は不採用になることを恐れて、面接時に深く、正直に話すとは限りません。
先輩社員の雰囲気、イメージが違う
内定が決まると、内定者懇親会や内定式、先輩社員との懇親会など会社関係者と接触する機会も増えてきます。そこで好印象を与えられる社員と接触できれば問題ありません。しかし当然学生に悪い印象をもたれてしまう先輩社員もいると思います。そういったところから不安が増殖し、「この会社でいいいのか?」と考えるようになります。パワハラといった言葉に象徴されるように昨今学生は職場環境を重視する傾向にあるので、こういったところから内定辞退につながることがあります。
内定辞退を防止するためには
企業が大事にしているビジョン、ミッション、企業文化への共感
一度も働いたことがないこともあり、就職活動をすることで初めて「自分がなにをしたいのか?」を考える学生は多いと思います。そのため「将来のビジョンは?」と面接で聞かれても、答えられない学生も多いと思います。そういった学生に会社のビジョン、ミッション、企業文化を伝えるというのはどうでしょうか?仮に学生から企業のビジョンやミッション、企業文化への共感を得ることができれば、働くモチベーションになるので、内定辞退率の低下に繋がる可能性があります。ここでビジョンに共感してもらえないようなことが多い場合、企業は自社のビジョン、ミッション、企業文化を見直す必要があるかもしれません。
事業内容への共感
「日本初」「世界初」「世界を変える」といったビッグワードを魅力に思っている学生と出会う機会も多いのではないでしょうか?そのため、学生には自社の事業の魅力を伝える際に、売上や利益、成長率も重要ですが、学生目線での未来を見せてあげることも、内定辞退率の低下に重要なポイントです。具体的に「どんな仕事を通して」「日本、世界にどういった価値を提供し、なにを実現していくのか?」を学生にわかりやすいように伝えることで、ワクワクさせることができるのではないでしょうか?
社員への共感
学生が企業を選ぶ軸として「人」というのがあります。そのため「この先輩がいるから」「この採用担当者がいるから」のように先輩社員への魅力付けが学生の内定辞退率低下につながります。入社した際に憧れの先輩社員がいるかいないかでモチベーションに大きな影響があるのではないでしょうか。
なぜ内定辞退の防止に採用動画が必要なのか?
内定辞退のために、採用媒体への出稿や自社の採用ページの充実、オウンドメディアを使った自社の魅力の発信と様々な方法がある中で昨今「採用動画」に取り組まれる企業が増えてきています。そういった企業が採用動画に感じているメリットをご紹介致します。
ビジョン、ミッション、企業文化を様々な形で、リアルに発信できる
動画は文字以上に視覚、聴覚を使うため情報伝達力が高いことが大きな強みです。例えばその強みを活かして、企業が大事にしている考えを経営者が話すインタビューや、企業文化を社員が座談会という形で語るなどは文字や写真に比べて、説得力が上がり、学生へ強く印象に残ります。そのため、学生のモチベーションにも大きな影響を与え、内定辞退率の低下に効果を発揮します。
実際に働くシーンを通して、働くイメージを持ってもらいやすい
一緒に働く職場の雰囲気や職場の仲間というのは実際に働いてみないとわからない部分と考えられてきました。一方で昨今の学生は職場の雰囲気や仲間に関する情報を元にエントリーをするか否かを決めることが多くなっています。そういった情報は従来採用媒体やWEBの企業ホームページといった比較的文字や写真といった静的なコンテンツで、実はなかなか伝わりづらいという課題がありました。しかし採用動画にすることで、例えば実際に働く社員の姿を一日密着した動画などは求職者が実際にその会社で働くイメージを持ちやすいといった効果が見込まれ、結果学生の入社意向を高めることができ、内定辞退率低下も期待されます。
実際、2023年に株式会社デュスコEXIDEAが就職活動生向けに行ったアンケート調査によると、『実際の仕事内容、社風」を知りたいと約8割の方が回答しています。
(出典:株式会社ディスコ「キャリタスリサーチ キャリタス就活学生モニター調査結果」)
YouTubeといったSNSへの発信で認知される可能性があり、認知されているだけで採用は有利。
学生はよくわからない企業にエントリーしたいとは思いません。今の学生はYouTubeなどSNSを日常的に使うようになったことで、就職活動の情報もYouTubeなどで情報収集するようになってきています。そのため今までの自社の採用ホームページや採用媒体へのコンテンツ掲載だけではなく、さらにYouTubeへの発信といったことが必要になってきています。そういった背景があり、採用動画をYouTubeに配信するというのは重要な採用活動になってきています。
(出典:インタツアー)
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