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「売り手市場」の就職活動市場では、優秀な学生には内定が集中し、「内定辞退」が発生しやすくなっていると言われています。ある調査では、新卒内定辞退率が6割以上という、驚きの数字もあるほどです。

内定辞退のリスクをできる限り減らし、内定承諾を実現するには何をすればいいか。私達は「動画活用」が、そのカギを握ると考えています。その理由を紹介しつつ、動画のプロである私たちがおすすめしたい5種類の動画アイディアを紹介したいと思います！

目次

• 1：3年連続で内定辞退率は6割以上
• 2：大企業志向だけではない！就活生が企業に求めること
• 3：採用動画で6割の就活生が「志望度が上がった」と回答
• 4：内定承諾を高める！おすすめの動画アイディア5選
• 5：YouTubeで採用動画を運用し内定承諾へ！

3年連続で内定辞退率は6割以上

株式会社ディスコが行った調査によると、21年卒の就活生の最終内定率は、96.1％でした。この数字は、20年卒とほぼ変化していません。また、内定を獲得した学生の37.9％が、その後も就活を継続していると回答しました。

参考：キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果（2021 年 7 月発行）『7 月 1 日時点の就職活動調査〈速報〉』

こうした数字のなか、特に注目すべきは「内定辞退率」です。リクルートキャリアが行った調査では、2020年10月での21年卒の内定辞退率は、60.6％という結果でした。昨年20年卒の内定辞退率も65.6％と、およそ3人に2人が内定辞退をしたことがあると回答したわけです。

この数字から見ても、内定承諾率を高めるための対策は、優秀な学生の獲得には欠かせないことが分かります。

参考：株式会社リクルート『就職プロセス調査 （2022年卒） 「2021年9月1日時点 内定状況」』

大企業志向だけではない！就活生が企業に求めること

では、近年の就活生は何を志望動機として、内定先の企業を選んでいるのでしょうか。収入も高く業績も安定している大企業が人気かというと、実態は少し異なります。

株式会社ガロアが行った「大学生の就職活動・企業選びの実態調査」では、大学生の企業選びの基準を質問したところ、次の5項目が上位に並びました。なお、各項目の数字はアンケート調査で「あてはまる」と答えた学生の割合です。

また、「大学生の理想とする働き方」という項目では、「フレックス制や時間単位有給で働く時間がフレキシブル（91％）」「リモートワークや遠隔地勤務が可能（84％）」が非常に高い割合を示しました。

「どのくらいの規模の企業を希望するか」という質問では、やりたい仕事ができるのならという前提で、大企業を選ぶ学生が38％だったのに対して、中小企業でもいいと答えた学生が31％でした。

若い世代を中心に、自己実現や自分の価値観が尊重される環境、プライベートを大切にしたライフスタイルへのニーズが高まっています。こうした若年世代の思いに応えられる職場環境であれば、中小企業でも十分に優秀な人材を獲得するチャンスがあるのです。

参考：大学生の就職活動・企業選びの実態調査＜ガクセイ協賛＞｜株式会社ガロアのプレスリリース

採用動画で6割の就活生が「志望度が上がった」と回答

就活市場において、動画の重要性は日に日に高まっています。就活生に行ったアンケートでは、回答者の実に7割以上が企業採用動画を「見たことがある」と回答しました。

しかも、動画を視聴した就活生の6割が、動画によって志望度が上がったと回答しているのです。

この数字からも、動画活用が内定承諾率アップにも大きく影響することがうかがえます。

参考：採用市場に変化の兆し！インターンシップ、人材獲得の「動画戦略」のポイント | 企業向け動画配信システム millvi(ミルビィ)

参考：https://proox.co.jp/topic/7833/

内定承諾を高める！おすすめの動画アイディア5選

①新卒社員の業務1日密着

新入社員の1日に密着して、どんな業務を行っているかを紹介します。どんな事業に携わっているのか、1日にどんなタスクをこなすのかを、5〜10分程度の動画にまとめます。

密着動画は、就活生の「やりたいこと」を叶えられるというメッセージを届けられます。入社後の業務をイメージしやすくすることで、会社の魅力を届けやすいです。

②オフィスツアー

企業選びの基準にあった「会社の雰囲気や価値観が合う」という項目を伝えるのに、オフィスツアーは有効な動画のひとつです。

オフィス全体の雰囲気や社長室の有無。社長、役員、上司の席と一般社員の席との距離。部署間の距離やフリースペースの有無。こうした物理的な情報から、会社の雰囲気を伝えられます。

中小企業であれば、オフィスに到着するまでのセキュリティに関する情報も伝えることで、安心感につながるかもしれませんね。

③社員インタビュー

同じく「会社の雰囲気や価値観が合う」という基準に対して、社員インタビューは「人材」という観点から会社のことを伝えられます。

インタビュー項目としては、入社理由や会社の好きなところ、入社後のギャップや今後の目標などが一般的です。社員個人の考え方を知ることで、学生が自分の価値観との共通点・相違点をすり合わせることができます。

④社長メッセージ

社長の人柄が見える、もっとも分かりやすい動画が社長メッセージと言えるでしょう。社長は非常に多忙であり、会社説明会や就職活動系のイベントに顔を出すのは難しいでしょう。動画という媒体を使うことで、社長のメッセージや人柄を、広く学生へ伝えることができます。

会社の代表者からの情報を増やし、また学生との間接的な接点を増やすことで、内定承諾に悩む学生の背中を押す効果を期待できるでしょう。

⑤社員による自撮り動画～フレックス、リモートワークの1日～

新型コロナウイルスの影響もあり、これまで以上に学生はフレキシブルな働き方を志望するようになっています。実際に、社員がフレックスタイム制やリモートワークで、どんな１日を過ごしているのかを伝えるのに、自撮り動画はとても便利です。

3〜5分の短い動画で、私生活も楽しみながら仕事に励む社員を見せることは、ダイレクトに就活生のニーズをくすぐることでしょう。さらに一歩進み、リモートワークをうまく活用した「ワーケーション」の様子も動画化できるといいかもしれませんね。

YouTubeで採用動画を運用し内定承諾へ！

就活市場において、採用動画は志望動機のアップに大きく寄与します。内定承諾を勝ち取るために、ぜひ自社での動画制作・運用を検討してみてください。

大学生に広く会社の雰囲気や魅力を伝える場合、YouTubeチャンネルを活用した動画運用が一般的です。millviは、YouTubeでの採用広報を支援する「millvi動画広報ソリューション」を展開しています。

このサービスでは、国内最大級のYouTubeデータベース「kamui tracker」を用いた運用支援、動画制作・コンサルティング支援などを行っています。

会社内にこうしたチャンネル運用、動画制作のノウハウがなく困っているという方は、ぜひ私たちにご相談ください！

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