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薬品、食品、日用品や健康関連商品など、多彩な商品ラインナップにより、地域の身近な最寄り店として機能増強が図られているドラッグストア業界。
年以降、販売額と店舗数は年を追うごとに上昇を続けており、2020年までのドラッグストア業界は拡大傾向を遂げ、今や生活の中で欠かせないライフラインのひとつとなってきています。そんな成長を遂げ続けるドラッグストア業界にも、採用の課題が見え隠れしています。
コロナ禍によって急速に浸透した就職活動のオンライン化の中で、YouTube採用チャンネルはどのくらい活用されているのでしょうか?
最新のドラッグストア業界の採用の課題と、YouTube採用チャンネルの動向について、動画広報ソリューションの動画制作ディレクション担当の都筑がレポートします。
目次
- 1:店舗数・業績が右肩上がりのドラッグストア業界が抱える、採用の「課題」
- 2:複数業界から奪い合いの「薬剤師」に選んでもらうための採用動画とは?
- 3:意外に離職率の高い「薬剤師」。採用のミスマッチ防止が鍵
店舗数・業績が右肩上がりのドラッグストア業界が抱える、採用の「課題」
ドラッグストア業界の現状と動向を見てみると、「2020年までの過去8年間の業界規模は右肩上がりとなっており、業界規模も7兆5,439億円と拡大傾向にあります。
経済産業省が発表した「商業動態統計」によると、2020年のドラッグストアの商品販売額は前年比6.6%増の7兆2,840億円、店舗数は前年比3.5%増の17,000店と店舗数も伸び続けており、ドラッグストアの販売額が増加の一途を遂げています。
しかし、業界動向サーチによると、ドラッグストアの新規出店による売上増には限界があり、近年増加するM&Aや大型再編の動きは業界の将来への危機感の表れであるといいます。
── 一見、順調に拡大を見せているドラッグストア業界ですが、現場ではどのような人たちが働いているのでしょうか?
都筑:ドラッグストアで働く人というのは、大きく2つに分けられます。1つは店舗で主に接客・販売・仕入れを担当する「販売員」、「ビューティーアドバイザー」、「管理栄養士」の方たち、そしてもう1つが医薬品を販売する「薬剤師」や「登録販売者」と呼ばれる資格を持つ方たちです。
近年では調剤薬局を併設しているドラッグストアも増えてきており、調剤を行うためには薬剤師の常駐が必須となります。
薬剤師になるためには、国家資格が必要です。薬科大学や大学の薬学部で6年間の薬剤師養成課程を修了し、薬剤師国家試験に合格する必要があります。そのため、薬剤師は一般的な販売職などと比較すると、採用の難易度が高いという傾向があります。
── 採用難易度の高い「薬剤師」をどのように獲得するかが、採用課題として浮き上がってきますね。
複数業界から奪い合いの「薬剤師」に選んでもらうための採用動画とは?
── これまで合同企業説明会や、インターンなどが主流だった新卒採用も、コロナ禍によりオンライン化が進んでいます。ドラッグストア業界の採用はどのようになっているのでしょうか?
都筑:ドラッグストア業界においても、他業界と同様に就職活動のオンライン化が見られます。
YouTubeチャンネルで見てみると、ドラッグストア業界においては特に採用が難しいとされる要資格者の「薬剤師」に特化したコンテンツ制作をしている企業が見られます。
ドラッグストア運営には欠かせないけれども、なかなか採用が厳しい「薬剤師」の方に、どのように自社を選んでもらえるのか、他社との差別化という面でYouTube採用チャンネルが非常に有効な手段であると言えます。
── 薬剤師免許を持つ方たちに人気の就職先とはどのようなところなのでしょうか?
都筑:一般的に薬学生に人気のある新卒の就職先としては、製薬メーカーや医療機関、調剤薬局が上位を占め、次いでドラッグストアが挙げられます。これらの就職先候補の中から、ドラッグストア業界を選んでいただく必要があります。
薬剤師から見たドラッグストア業界のイメージとしては、「休みがとりにくい」、「365日営業している店舗もあり仕事量が多そう」、「調剤以外の業務が多岐に渡り、雑多になりそう」といったネガティブ要素も多く含まれています。これらのマイナスイメージをYouTube採用動画で払拭してあげることもポイントになるのではないでしょうか。
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実際にドラッグストアで働いている人を含む薬剤師に向けた調査によると、ドラッグストアは土日祝日も営業している店舗が多く、2人に1人が「ドラッグストアは休みづらくて忙しい」というイメージを抱えていることがわかります。
(出典:リクナビ薬剤師)
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しかし、実態で見てみると、病院勤務の薬剤師がもっとも「年間の休暇が少ない」と回答しており、ドラッグストア業界は、他業種の薬剤師が思っているほど、忙しくて休みづらい職場ではなく、実際には年末年始は連休があるなど休みをとりやすい職場であると言えますね。
都筑:そうですね。薬学生が抱えている一般的なイメージや不安を払拭し、働く上でのメリットを明確に提示していく必要があります。
これらのイメージ払しょくには、文字だけではなかなか伝わりづらいという課題があります。「どんな人が働いているのか」、「職場の雰囲気はどのようになっているのか」といった部分を、動画で発信することでより分かりやすく薬学生に伝えることができるのではないでしょうか。
── 企業の公式サイトや、テキストでは伝わりにくい情報を、多くの薬学生に正確に伝えられるのは動画ならではのメリットと言えそうです。
都筑:また、エントリーしてもらうための施策として、人事サイドから見た動画も有効です。エントリーシートの書き方や、面接のポイント、エントリー開始案内など、就職活動の中で有益な情報は薬学生にとってニーズがありそうです。
まだまだドラッグストア業界での採用チャンネルはこれからになりますので、今の段階から取り組むことで上位を狙うことができるのではないでしょうか。
── 数多くある就職先から選んでもらうためには、企業側も様々な取り組みを継続して重ねていくことが重要ですね。
意外に離職率の高い「薬剤師」。採用のミスマッチ防止が鍵
── 採用難易度の高い「薬剤師」ですが、離職率はどのくらいなのでしょうか?
都筑:薬剤師の3年以内の離職率は意外と高く、約30%と言われています。採用の難易度が高い職種だからこそ、長く働いてもらうためには採用のミスマッチを防ぐことが重要です。
実際にYouTubeを活用し、薬剤師の採用を積極的に行っている企業様の事例で見てみると、「薬剤師あるある」として薬剤師の仕事のあるある話を語る動画や、ドラッグストアで働く複数の薬剤師による座談会形式のコンテンツなど、働く人の顔や職場の雰囲気が伝わる内容が多いですね。
その他には、新卒1年目薬剤師による「入社1年目の振り返り」をテーマにしたざっくばらんな対談など、薬剤師がフロントに立って自身の言葉で語ってもらうコンテンツも有効かと思います。
また、誤ったネガティブイメージを逆手に取り、実は薬剤師の就職先の中でも休みがとりやすいといった正しい情報をメリットとして伝えてあげることもポイントです。造りこまれていない、手作り感のあるコンテンツも親しみが感じられ、好印象になります。
ターゲットが明確なので、ターゲットが何を求めているのか、どんな情報を知りたいのかをしっかりと分析し、ピンポイントにマッチしたコンテンツを作ることが採用ミスマッチを防ぐ重要な鍵となります。
弊社の国内最大級のYouTubeデータベースを誇る「kamui
tracker」を活用することで、詳細なデータ分析とチャンネル制作に生かしていただくことができます。ぜひYouTubeでの採用チャンネルを積極的に活用し、人気の高い「薬剤師」をはじめとした、業界の成長に欠かせない優秀な人材の採用に繋げていっていただければと思います。
── 職場の雰囲気や、労働環境の実態を見せ、具体的にどんな役割を期待しているのかをきちんと伝えることで、採用ミスマッチを防ぐことにも繋がりますね。今回もありがとうございました!
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