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動画採用コラム

不動産業界での採用動画を配信するメリット、活用方法、事例をご紹介

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不動産業界は土地、マンション価格の上昇を受け、多くの学生に人気、魅力のある業界です。しかし商社など他の人気業界同様に優秀な学生の採用競争は激化しています。

また学生の情報収集の手段が今までの採用媒体、自社の採用ホームページ、オウンドメディアからYouTubeやInstagram、TiktokといったSNSにもなってきている現代では、文字や画像の情報だけではなく魅力的な採用動画の制作、配信を行う企業も増えてきています。

そこで今回は「そもそも採用動画って?」「SNSで採用動画を配信したことがない」といった担当者がまずはなにをしたらいいのかを詳しく解説。不動産業界で採用動画を配信するメリット、活用方法をご紹介。またエビリーの動画制作ディレクション担当の都筑が、不動産業界をテーマに、採用チャンネルの傾向や求職者に「刺さる」採用動画を制作するコツについて解説します。

目次

1:不動産業界における採用動画のメリット
2:不動産業界における採用動画の活用方法
3:不動産業界における新卒、中途採用動画の事例
4:採用動画で業界が抱える「ネガティブ」なイメージを払拭
5:採用動画の勝ちパターンは、社員の日常をレポートし、自らの言葉で語ること
6:まだまだ事例は少なめ。「採用動画」の先行者利益を狙うなら今!
7:企業の採用と社内広報を強くする、「採用動画サービス」

不動産業界における採用動画のメリット

企業が大事にしているビジョン、ミッション、企業文化への共感

不動産業界と一概にいっても企業により差異はもちろんありますが、比較的「体育会系」「マッチョ」など、体力に自信がある学生が多く志望する業界であるため、そういった学生が大切にしていること、働き方がマッチするかが非常に重要なポイントになり得ます。企業が学生にどのような価値を提供でき、共感してほしいのかといった内容を動画にすることで、文字や数字以上にイメージを持ちやすくなります。さらにイメージをしっかり持たれて入社してきているので、違和感をあまり覚えることも少なくなり、入社後のミスマッチを防ぐ効果が高いです。

先輩社員、上司を通して、働く職場のイメージが膨らむ。

上司ガチャという言葉があるように、昨今の学生は一緒に働く上司や先輩社員にどういう人がいるのか?というのを重視する傾向にあります。また学生からすると情報収集する方法がなく、イメージするのが難しいところでもあります。長期間一緒に働くことになるので、この点を払拭するような取り組みは他社との差別化につながります。そういった課題を「働く先輩社員」「キャリアイメージ」をテーマにした先輩社員や上司のインタビューや密着動画などで伝えることは、非常に有効な手法の一つです。結果、学生が実際にその会社で働くイメージを持ちやすいという効果が見込まれ、静的コンテンツ以上に会社への理解だけではなく、「共感」といった感情的な要素も含めた学生の入社意向を高めることが期待できます。

不動産業界における採用動画の活用方法

自社の採用ホームページへの掲載

採用ホームページのTOPや、よく目に触れるところに掲載することで、ビジョンやミッション、企業文化、職場の雰囲気といった今まで伝えづらかった情報を伝えることが可能になり、理解や共感をしてもらうのに非常に効果を発揮します。

オンライン会社説明会

リモートワークやなにかしらの事情で物理的に会社になかなか行けないといった方が参加できるオンライン会社説明会。また企業にとっても今まで接点をもつことができなかった学生に会社の事業内容や魅力を伝えることができるようになったということも大きなメリットです。そのコンテンツのひとつとして代表者のメッセージや会社の同僚、社員の一日といったイメージが湧くような動画コンテンツを配信することは良い施策の一つです。

YouTubeといったSNSへの配信

学生は日ごろからYouTubeといったSNSを使い、情報収集をしておりますので、YouTubeといったSNSへの配信も有効です。プラットフォームそれぞれの特性を理解し、どういうコンテンツを配信するのが良いのかを使い分けることが重要です。またチャンネル登録等の機能により継続的な接点を作ることもできます。

不動産業界における新卒、中途採用動画の事例

ここまで様々なメリットや活用方法について解説してきました。ここからは採用動画の「テーマ」ごとに事例をご紹介します。不動産会社がどのような動画を制作・活用しているのかぜひご参考下さい。

採用コンセプトムービー

・三菱地所 「NAMIMONO」

・清水建設 「シミズノヒト」

会社説明会動画・会社紹介動画

・八木建設株式会社 70周年ビジョンムービー

・西松建設 150周年特別ムービー

インタビュー動画

・西松建設 社長インタビュー

・協榮工業株式会社 社員インタビュー

ドキュメンタリー動画・密着動画

・豊明エンタープライズ 社員一日密着動画

・三井不動産リアルティ 社員一日密着動画

座談会動画

・近鉄不動産 新入社員座談会

・ミサワホーム 若手社員座談会


ここからは動画制作ディレクション担当の都筑に不動産業界をテーマに、採用チャンネルの傾向や学生に「刺さる」採用動画を制作するコツについて伺いたいと思います。

採用動画で業界が抱える「ネガティブ」なイメージを払拭

不動産業界の採用動画

―昨今、採用活動の中でも取り入れられている「採用動画」ですが、不動産業界ではどのような特徴があるのでしょうか?

都筑:そうですね。不動産業界と一口に言っても、大きく分けて設計・建築・施工を担当する『ゼネコン・ハウスメーカー』や、『販売会社』、『賃貸不動産仲介会社』、『不動産管理会社』の4つに分類されます。

業界全体の一般的なイメージとしては、「業務がハードそう」「休日がなさそう」「商材の金額が高額のため、プレッシャーがかかりそう」「ノルマがありそう」「古い体質で、コンプライアンスの意識が低そう」といったマイナスと受け取られる要素が多い傾向にあります。そのため、これらのマイナスイメージを払拭するべく、採用動画を活用する企業も増えてきています。

―具体的には、どのような動画が制作されているのでしょうか?

都筑:働く現場の人の声がなかなか外に出にくいといった意見もあり、社員インタビューや対談形式のコンテンツもであったり、他には「施工管理に1日密着」といった若手社員の1日の業務をテーマにした動画など、働く人のイメージが湧きやすいコンテンツが挙げられます。

朝ご飯を食べて、ラジオ体操をして、品質管理をチェックして、帰社後の業務などを若手社員が自撮りしながら紹介しており、今まで会社説明会などで流れていたものとは形式が異なり、日常を流しているような、YouTubeらしさを感じられる構成になっています。

―1日の業務が具体的に見えることで、テキストや資料では伝わりづらい職場のイメージや、そこで働く人の雰囲気が見えるのは動画ならではですね。

採用動画の勝ちパターンは、社員の日常をレポートし、自らの言葉で語ること

―採用動画の制作にあたり、欠かせない大切なポイントとはどのようなことでしょうか?

採用動画コツ

都筑:不動産業界に限らず、話すのが苦手であったり、動画に不慣れな方であってもぜひありのままの姿でご出演いただくのが良いと思います。

かっちりとしたシナリオを作成して、それに沿って演じるのではなく、多少言葉に詰まったとしても、その方自身の言葉で、日常の延長線上かのような自然体でお話いただくことが大切です。

例えば、日常のトークスキルを活かし、営業社員同士での対談で「ブラックと言われる不動産業営業、実際の残業時間は?」といったテーマで、フラットに実態を語っていただくのもおもしろいと思います。

また、女性や小さなお子様を抱えるママさん、一級建築士など、これまであまり外に出なかったロールモデルの日常業務をコンテンツ化することで、楽しくお仕事をされている様子や仕事に対する意識が伝わり、業界が抱える負のイメージが払しょくされ、就業イメージも付きやすくなるといったメリットがあります。

大切なことは、綺麗に仕上げようと作りこまず、社員自身の言葉で語ってもらうこと、ありのままの姿をレポートしてもらうことです。

―確かに、2023年に株式会社ディスコが就職活動生向けに行ったアンケート調査によると、『実際の仕事内容、社風を知りたいのに伝わっていない』と約8割の方が回答しています。これはコロナ禍によって就職活動のオンライン化が進み、対面型の就職説明会やOB訪問といった機会損失により、社員との接触点が減ったことが原因と考えられます。

(出典:株式会社ディスコ「キャリタスリサーチ キャリタス就活学生モニター調査結果」

―視聴者側もYouTubeに親しみが深く、目が肥えている方が増えている今、作られたコンテンツではなく、ありのままの姿を映し出すことが、企業イメージの向上や採用マッチングにも繋がっていくのですね。

まだまだ事例は少なめ。「採用動画」の先行者利益を狙うなら今!

youtube採用動画

―不動産業界での「採用動画」導入は、どのくらい進んでいるのでしょうか?

都筑:業界としては物件紹介にYouTubeを活用する取り組みが進んでいる一方で、実はまだまだこの業界での「採用動画」の導入は進んでおらず、これから本格的に盛り上がってくることが想定されます。

まだ数えるほどの事例のみですので、早期で導入することで注目度も高まり、動画検索時に上位に表示されるといった、先行者利益を狙うことができます。

エビリーの場合、企業様の抱えている課題をヒアリングし、「離職率が高い」、「内定辞退率が高い」、「思ったような人材が採用できない」といった課題別に解決策となるコンテンツを立案させていただいております。

―YouTubeにおいて「採用動画」を検索上位に表示させる方法はあるのでしょうか?

都筑:まだまだ「採用動画」を発信している事例が少ないため、現状では企業名をYouTubeで検索すると、『業界系YouTuber』と言われる方たちがその企業についての業界イメージを発信しているものが上位に表示されています。

これらを超えるためには、正しい企業イメージが伝わる「採用動画」をコンスタントに作成し、打ち出していくことで、自然と視聴回数も伸びていき、検索順位も向上します。これを繰り返すことで、ネガティブイメージを払拭し、求職者にありのままの企業の自然な姿を伝えることができます。

自社に演者や話者がいないという場合であっても、動画制作のプロである私たちが編集やテロップで企業のありのままの姿を見せ、そこで働く方々の個性を引き出せるようお手伝いいたします。

企業の公式サイトや企業説明会などではなかなか伝わりづらい、職場の雰囲気やそこで働く人々の言葉も、採用動画を活用することで、多くの求職者の方に正確な情報を伝えることができます。

―誤った企業イメージを抱えたままでは、採用の課題を解決することは難しいですね。正しい情報をコンスタントに発信していくことが、企業の真の姿を伝える一歩になりますね。
今回もありがとうございました!

企業の採用と社内広報を強くする、「採用動画サービス」

国内最大級のYouTubeデータ分析ツール「kamui tracker(カムイトラッカー)」で【採用広報】を強化し、さらに動画を活用した【社内広報】で社内エンゲージメント向上を実現。採用から育成までを「動画」を通して一気通貫で支援いたします。

動画制作サービスから活用支援コンサルティングまで一貫して行い、企業の広報動画の運用を成功へ導きます。

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