【株式会社LAVA International様】研修動画以外も、楽しめる動画を共有し合うことで社内を活性化
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お客様インタビュー
株式会社LAVA International 人材開発部人材開発G研修運営TMチームリーダー 松重 広恵 氏
若い社員が多く、以前から動画視聴文化が根付いていたLAVA
ー:ご担当されている職域について教えてください。
松重 広恵 氏(以下、敬称略):人材開発部人材開発グループで、社内研修の運営・運用をしています。具値的には、ヨガのインストラクター育成のためのヨガの研修や、キャリアアップ研修、LAVAの理念やマインドについての研修です。 石切山 茜 氏(以下、敬称略):運営部第一ブロックのエリアマネージャーをしています。大阪、京都、兵庫、奈良の40店舗が担当で、店舗運営や店長の育成、そして店長らをまとめるスーパーバイザー(SV)の育成やエリアの売上管理をしております。
ー:「millvi ポータル」のご導入前から動画は使われていたと聞きました。
松重:はい。導入以前にも動画の共有は行っており、そのほとんどが研修動画の共有が目的です。担当者から全国のインストラクターに向けて共有し「研修前にこの動画を見てきて参加してくださいね」と指示していました。 お客様によりよいヨガのレッスンを提供できるよう、ヨガのポーズを解説した動画や、研修のコンセプト、注意点をまとめた内容が中心です。研修自体はずっと対面でやってきていたので、その補助ツールとしての動画でした。
ー:研修に動画を活用しようと思われた背景についてお聞かせください。
松重:私たちの会社では、ヨガ未経験の方がインストラクターを目指すためのサポートを行なっています。そこでより実践的なヨガについて勉強できるような環境を整える中で、動画を撮影し、自然と研修前には見ていただくようにしていました。事前に動画を見てから研修に参加してもらうことで、研修時間の短縮にもつながります。動画の活用は2015年くらいから取り組んでいたと記憶しています。 石切山:活字よりも動画を見た方がインストラクターにとっては分かりやすいですし、臨場感も伝えやすい。また、現場の社員には若い子も多く、インターネットでの動画視聴に対しても自然ですね。
マニュアルなしでも動画再生、アップロードも簡単なポイントが高評価
ー:「millvi ポータル」の導入前は、どのような配信ツールを利用されていたのでしょうか。また、そこでの課題についてもお聞かせください。
松重:以前使っていたツールはいわゆるポータルサイトではなく、動画が一覧で並んでいるだけの状態でした。動画の検索や比較がしづらいツールでしたね。また、複数の場所から動画のアップロードもできなかったため、そこも不便だったのです。 石切山:以前は動画は本部から店舗へ共有される形でしたが、実はすでに店舗内や地域の運営の同士で動画が撮影され、メールやチャットで共有されていたのです。どういう接客がよかったのか、どのように商品をおすすめするのが良いのかといったノウハウが積極的に共有されていたのです。そうした動画を、店舗や地域だけでなく、もっと広範囲に広められられたらよいなと現場では感じていました。
ー:「millvi ポータル」というサービスをお知りなったきっかけと、どのような点を評価されていらっしゃるか教えてください。
松重:ネットで検索し、いくつか候補を絞りました。その中で「millvi ポータル」は権限を付与すれば誰でも動画をアップでき、配信先を選んで配信できる仕組みが良いな思いました。2ヶ月ほどトライアルをさせていただきましたが、マニュアルがなくても再生ができますし、アップロードも難しくないというポイントが高評価でした。アカウントの管理やアップロードの管理の画面が分かりやすく、管理もしやすいです。また、他社と比べて価格も魅力的でした。
インストラクターが「見たいな」と思える動画で社内を活性化
ー:現在はどのような体制で「millvi ポータル」を運用されているのですか。
松重:社内では「millvi ポータル」ではなく、「LAVA Tube」という名称で運用しています。人材開発部でアカウントの管理をしており、ほとんどのインストラクターやインストラクターを育てるトレーナーがアカウントを持っているので、全部で5,000アカウントほどあります。また、何か現場から質問があがってきたら、こちらで確認して回答するようにしています。導入はスムーズにできまして、最初の2週間ほどで約500本の動画が投稿されました。
ー:LAVA Tubeを運営する中でどういったポイントを大切にされていますか。
松重:インストラクターが「見たいな」と思える動画を作ることです。最近は研修動画だけでなく、社内活性化を担当する部署が面白い系の動画をあげてくれています。例えばどうぶつの森でLAVAのスタジオを再現したものや、LAVA社内のあるあるネタを集めた動画もアップされています。面白くてためになる、社内が活性化するような動画は、やはり再生数が伸びていますね。 また、社内広報として経営層からの挨拶や今月の施策などの動画も制作しているのですが、いかに動画を飽きずに見てもらえるかという点に留意しながら、動画を編集してくれているようです。
ー:動画を社内で広めるために取り組んでいることはありますか。
松重:私が知っている範囲では、動画がアップされた際、社内のメールで通達される仕組みになっています。
コロナ禍でもLAVA Tubeで経営層と現場を繋げ、モチベーションを維持
ー:LAVA Tubeを導入されたことで、何か社内で変化はありましたか?
松重:研修動画の内容自体は変えていないのですが、ポータルサイトが見やすくなったことで、再生数は増えている印象ですね。 石切山:現場からの声として、以前は研修動画だけのツールだったものが、LAVA Tubeになってバラエティ豊かなコンテンツが上がっていることで、スタッフも比較的見にいきやすくなった気がします。学びだけではなく、お楽しみ要素がある動画も多く、そこから研修動画や社内広報の動画を見るようになった人も多いと思います。 また、最近はスタッフから「LAVA Tubeに出たい」という声をよく聞くようになりましたね。自分の学んでいることを社内に広めたい、知ってほしいという思いから、それが1つの目標になっているのだと思います。
ー:定量的なお話を伺いたいのですが、4月からご導入いただいて、具体的に数字での変化はどういったものがあったのでしょうか。
松重:以前のツール時に数字を計測していなかったので比較が難しいのですが、導入を始めた4月と翌5月を比べると、月間データ転送量が2倍になりました。それだけ動画が見られているのだと思います。コロナ禍で対面での研修ができないので、LAVA Tubeを始めてよかったなと思っています。また、LAVAは全国に店舗があるので、これまで研修の際は出張してもらっていたのですが、オンラインに移行したことでその交通費や宿泊費といった出張コストは削減されました。 石切山:コロナ禍で「今後、会社はどうなっていくのだろうか」「ジムをもう開けないのではないか」という不安が現場ではありまして、退職を考えているインストラクターもいたと思います。しかし、普段接しない経営層からの声と考えを動画で見聞きし、会社全体の方向性を知ることによって、現場では安心感が生まれたと思います。定量的な数字はありませんが、やはりそれで「わたしたちもがんばろう」とモチベーションも維持できましたし、退職をとどまった人もいるのではないでしょうか。
リアリティや熱量が伝わりやすい動画で、「頑張りたい」という気持ちを育てる
ー:今後の展望についてお聞かせください。
松重:社内で動画を共有することでどのように売り上げにつながったのか、運営としても追っていきたいと思います。また、LAVA Tubeに出たいという人をもっとたくさん登用したいと思います。もう少し敷居を低くして、みんながより発信しやすいと感じるような仕組みにしたいですね。実際、動画で発信することを目標にして頑張っているインストラクターも出てきているので、そうした人材をたくさん育てていきたいな、と思います。
ー:では最後に社内の動画活用を検討されている企業さんに向けて、アドバイスやメッセージをいただけますか。
石切山:大きな会社になればなるほど、臨場感を持って、物事を伝えていくことが難しくなっていくと思うのですが、動画だとリアリティを持って、熱量高くメッセージを伝えることができるのかなと思います。やはり、今の若い子は文章より動画です。我々も以前は紙のマニュアルだけだったのですが、動画を取り入れて視覚的な効果を増やしたことで、もっと頑張りたいというという気持ちが芽生えてきているように感じています。
ー:ありがとうございました。