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LIVE配信に必要な機材の役割と、millviLIVEで推奨している機材について

カテゴリ:ニュース


ライブ担当のUskです。今回はmillviライブに必須となる部分、ライブ配信用のソフトウェア・ハードウェアにフォーカスを当てたいと思います。

具体的には、配信に必要な機材群の役割、配信ソフトウェアとハードウェアの違い、実際にmillviライブで動作確認の取れている配信ソフト・ハードや推奨しているものをご紹介していきます。

主な読者ターゲットは

  • ライブ配信の導入を検討しているけど、なんのソフトを入れればいいの?
  • millviでライブをすることになった。おすすめの配信ソフトを教えて欲しい
  • フリーソフトでライブ配信できるみたいだけど、有料のものと何が違う?

といった、ライブ初心者な方を想定しています。

そもそもLIVE配信ってなんなの?

通常一般的に『ライブ配信』と呼ばれる仕組みは、ユーザー目線ではざっくり下図の構成になっています。①~⑤の各ステップで機材やケーブル、通信プロトコルの違いはありますが、概ねどのシステム・サービスもこのような仕組みです。
この中でwebサービスとして一般的に『ライブ配信』と呼ばれるものは④の部分になります。例えばYoutube Liveも、当社の提供する『millvi LIVE』もこの部分になります。

実際は④の中には複数の機能、複数のサーバーを含んでいますが、お客様目線では一体化して見えるため特に意識する必要はありません。また、⑤についても通常は視聴者のインターネット回線、視聴デバイスになるため、本記事では割愛します。

さて、残りの①~③についてはお客様の方で対応していただく必要があり、本記事ではその部分を中心に解説してゆきます。

ライブ配信ソフトウェアの役割について

まず、③ライブ配信ソフトウェアからご説明します。ライブ配信ソフトウェアは製品によって機能に大きな違いがありますが、必須の機能として『動画データをライブ配信用データに変換し、④LIVEサーバに送り込む』ことが挙げられます。

最近のほとんどのライブ配信ソフトウェアでは、PC内に保存された動画データ(mp4など)を直接LIVEサーバに送る機能を持ちますが、基本的には『リアルタイムで入力された映像データを④LIVEサーバに送り込む』のが役割です。
しかし一般的な市販のPCは映像信号を映像データとして取り込む機能を持っていません。例えば昨今の多くのPCがHDMI端子を持っていますが、ほぼ全てHDMI出力です。

【用語について】
本記事ではわかりやすさを優先し、勝手に下記のように定義しています。

映像信号: SDIケーブルやHDMIケーブルなど、映像に特化したケーブルを通るもの
映像データ: USBケーブルやThunderbolt系など、PC向けの通信方式の中に映像情報が流れるもの

キャプチャーボードって何?

そのため、何らかの方法で映像信号を映像データとしてPCに認識させる必要があります。そこで出番となるのが②キャプチャーボードです。
キャプチャーボードは、ビデオキャプチャ、キャプチャーユニット、など、複数の呼称がありますが、映像信号を映像データに変換することが主な機能です。①で撮影された映像信号を、②で映像データに変換することで初めて③が映像データを読み取ることが出来ます。

この機器は様々なメーカーから販売されており、millviではBlackmagic、Avermediaなどの製品での動作を確認しています。

ただしこの機器については①撮影機器や③配信用PCとの接続方法との兼ね合いが中心となるため、本記事の詳細な説明は割愛しています。

カメラなどの①撮影機材について

最後に①撮影機材についてです。この部分は配信したい内容によってどこまでも簡易にでき、一方で果てしなく高機能にすることができます。
とりあえず配信したい、というレベルでは家電量販店で取り扱っているビデオカメラ(HDMI出力できるもの)が1台あればOKです。
一眼レフや、スマホ、webカメラ等でも可能ですが、ビデオカメラがもっとも汎用的・無難です。

ちなみに、ここまでの機材が想定どおりにつながっていると、各接続は下図のようになっています。

ライブ配信ソフトウェアとハードウェアの違い

さて実際に②の機材、③のソフトウェアを選ぶ時に問題になるのが、ハードウェアタイプのライブ配信機器の存在です。
Cerevo社製Liveshellシリーズなど多くの機種がありますが、一言で言えばこれらは②と③の機能をセットにしたものです。
ソフトウェアタイプと比べて、機能を絞ることで比較的安価にしたもの、多数の映像機器繋げられるようにした高機能なもの、など、PC本体に縛られないことで様々なメリットがあります。

一方でソフトウェアタイプと比べると、汎用性、拡張性の点で劣ります。
配信する内容や運用する人員、それらの将来的な予定など、様々な要因で最適解が異なるため、②③の選定については非常に難しいところがあります。

millvi LIVEで動作確認が取れている配信ソフトウェア/ハードウェアについて

さて、ようやく執筆したかった本題です!
millviライブではRTMPで映像データを送出できるソフトウェア・ハードウェアであれば原則使用可能ですが、そのなかでも実際に動作を確認しているものをリストアップしました。
簡単な特徴も記載しておりますので、導入のご参考になれば幸いです。

製品名 ソフトorハード 対応OS
(ソフトウェアのみ)
無償 or 有償
(ソフトウェアのみ)
入力端子の例
(ハードウェアのみ)
筆者的な所見メモ
OBS Studio ソフトウェア Win,Mac,linux 無償 オープンソースのライブ配信ソフトウェアの定番。対応OSが多い。
Wirecast ソフトウェア Win,Mac 有償 ライブ配信業界(?)のスタンダード。きちんとしたライブ配信にはこれがあると安心。特にネットワーク経由で映像ソースを取り込む機能が優れる。
Adobe Flash Media Live Encorder ソフトウェア Win,Mac 無償 ※参考掲載、非推奨
millviでの利用は可能で、Webでライブ配信ソフトウェアを検索した際に解説記事がよく出てきます。
しかし8年以上更新がされておらず、開発元のソフトウェア配布も終了しているため、あまり推奨できません。
Wirecast Go ソフトウェア iOS 有償 PC版WirecastのiOS版。スマホ単体でmillviライブの配信が可能で、本記事の表記で言う①②③の機能を持っています。
カジュアルな配信であればオススメです。また、PC版Wirecastと連携する機能も持っています。
StreamLabs OBS ソフトウェア Win,iOS 無償 上記でご紹介したOBSを、主にゲーム配信用にカスタマイズしたものです。Windows環境のみとなりますが、OBSより使いやすいかもしれません。
また、iOS版も無償でリリースされています。
Liveshell ハードウェア HDMI、コンポジット ハードウェアタイプの定番で、他のライブ配信機器と比べ安価で十分な機能を持っています。
現状なにも準備がない環境ですと、こちらの機器の導入が最もカンタンです。
LiveU ハードウェア HDMI、SDI 業務用途を中心に多くの実績を持つ配信機器です。LTE回線での配信が可能なため、
いわゆる『現場中継』として本格的なライブ配信をされたい場合にオススメできます。
TriiCaster ハードウェア HDMI、SDI など 本記事の中では最も高価格帯で高機能なシリーズです。
そもそもこちらを選ぶようなお客様は、本記事に興味を持ってないかと思われます…。
Zeusエンコーダ ハードウェア HDMI、SDI など いわゆる産業用のエンコーダで、安定配信が必須な環境に適しています。
複数ソース複数配信が出来るモデルなど、高機能なものが多く揃っています。

こちらの機器は販売元でも動作チェックしていただきました!
https://www.databroad.tv/products/howto_millvi_live.html

 

まとめ

今回、millviで動作確認の取れているライブ配信ソフトウェア・ハードウェアのご紹介と、これらの機器がなぜ必要なのか?を簡単にご説明しました。

なるべく誰でもご理解いただけるように書きましたが、実際難解な部分もあります。

当社ではライブを実施されたいお客様向けに導入支援や機材選定のご相談も承っておりますので、お悩みの企業様はぜひ一度お問い合わせください!